140、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・神苑と槇」
二荒山神社境内の舞殿と手水社
神苑マップ
神苑入り口
神苑内部の大黒殿
ニ荒山神社拝殿の横に塀に囲まれた「神苑」と呼ばれた地域がある。
神苑とは、寺院でいう浄土庭園のようなところであろうし、数年前、京都を訪ねる機会があって平安神宮を見学した際、境内建物周辺が広大な神苑という緑と池と石を配した回遊庭園に感服したもんであった。
こちら、二荒山神社の神苑もそのような日本庭園を連想したが、実は、一概にそうとは言えない様で、神社に付帯した設備やお社、自然の記念物など、単純な庭園とは異なる苑地であることが判った。
入口の横には社務受付があって、有料で苑内を紹介しているようである。
写;神苑高野槙
神苑に入るとすぐに、間口5.7メートル、奥行き4.5メートルの石玉垣に囲まれて、樹齢1000年を超える槇の老木がある。
平安初期に、弘法大師が日光を参詣したときに、この槇をお手植えしたと伝えられている。
高野槙は、弘法大師が開いた高野山真言宗の総本山である高野山に多く生えていることに由来し、高野山の霊木でもある。
30年ほど前、小生家族で吉野・高野山へ詣でた時、土産に地元で高野槙の苗木を購入してきて、今も元気で育っている。
だが、30年経過しても幹の太さが10cm程度にしか成長していないのである。 色んな環境にもよろうが、極めて育ちの遅い樹木なのである。 それに、普通の垣根に植えるような槙と違って、緑色が濃く葉が細く締まっていて、小枝は非常に弾力があり、実に、品のいい樹木だと感じているのである。
次回、 「二荒山神社・神苑の神輿舎」
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