139、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・親子杉と夫婦杉」
神苑入り口の杉の大木
親子杉と夫婦杉
二荒山神社神門と杉
日光は杉の樹木が良く似合う地域で、杉並木は勿論、日光山内全域にわたって数百年の杉の巨木が目立ち、雰囲気を一層、重々しい景観を形造っている。
中でも、二荒山神社の境内にある親子杉と夫婦杉は、縁結びの神社に相応しい樹姿で、偉大でパワーを感じます。
共に、根は一つで、3本と2本の杉となっているという。
御祭神の3社に因んで、家庭円満の親子杉と呼ばれ、2本杉は夫婦円満のご神木とされている
二荒山神社の本社は、恒例山という小さな山の南麓に鎮座していて、境内には神域にふさわしい多数の老木・巨木が立ち並び、親子杉、三本杉、夫婦杉など、御神木として人々の信仰を集めているものが多い。
親子杉、三本杉、夫婦杉などは、木の幹は別にしても、根っこの部分や幹の高さ10mほどの高さになると、杉樹の間で枝が繋がっていて、所謂、仲良く枝が重なり合って、合体木の様なすがたであろう。
又、杉は直立不動の樹姿も良く、屋久島の縄文杉を例に取るまでもなく、自然の杉は元より、人工の植林杉も到っても数百年という長生きの樹木である。
このあたりも、何か人間臭さを感じさせる巨木なのである。
日本全国に多くの「夫婦杉」がある。
日光二荒山神社を含めて、熊野古道大門坂、富山県五箇山、宮崎県高千穂神社、静岡県小山町の湯船八幡神社、別府の八幡朝見神社、滋賀県湖東の西明寺などなど。
それらの夫婦杉は、根っこが繋がっていたり、単純に二本並んで生えているだけだったり、中には、この夫婦杉が空中の高いところで太い枝がつながっている、珍しい夫婦杉もあるという。
次回、「二荒山神社・神苑と槇」
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