google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 世界遺産・日光大紀行: 東北紀行(76)銀山温泉 「銀山温泉」

2012年7月25日水曜日

東北紀行(76)銀山温泉 「銀山温泉」

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今は懐かしいドリフターズの「いい湯だな」


 東北紀行(76)銀山温泉 「銀山温泉」    ,





これから、その銀山温泉へ向かう。
国道347号線、通称、母袋街道といって10km程度行くと鍋越峠というのがあり、ここを超えるとそこはもう宮城県である。 
奥羽山脈を超える鍋越峠は古代から開けた道で、出羽の国から陸奥国へ通じる官道でもあったらしい。 
無論、出羽の国の延沢銀山で採取された銀塊を峠を越えて陸奥の国へ運ぶための主要道路であった。


この街道から標識に従って右方向の銀山方面へと車を進める。
周辺はこの一年の収穫、稲刈りも終わって、農家の人たちはノンビリ、ゆったり過ごすのであろうか・・?、辺りの風景もそれらしく見受けられるので不思議だ。

人っ気の無い、庄内地方の長閑な田園の風光が暫く続き、そして山間(やまあい)に入ってきてからも何も変わらず、銀山温泉という著名な温泉地らしい雰囲気は全く無い。 

車のCDが鳴らす落語が、つい最近録音作成した馬生(金原亭馬生)の「目黒のさんま」を語っていて、間もなく終盤の下げ落ちにかかる“秋刀魚は目黒に限る・・・、”というところであった。
今頃は、秋刀魚が”旬”で、油が乗ってて一番美味しい時節でもある。

耳は落語のほうだが、目はやや不安な面持ちで前方を見据える。
進むうち銀山スキー場や銀山ダムの標識が現れた直後に大きな看板が立っていて左折するように指示されている。 
左折しながら下ってゆくと、先ず、銀山駐車場や和風調の立派な「銀山荘」が左に現われてきた。 
そして、果たして先方下部に川を挟んだ趣のある温泉街が見渡せた。
道は更に下っていって銀山川の橋のたもとへ達し、橋の欄干には「白銀橋」と記されてあった。 
これより先は一般車は通行止めのようである。


橋の手前には少々の空地があって、そこがたまたま本日宿泊する「松本旅館」の駐車場で、とりあえずそこの車を寄せた。
宿は橋を渡った数件目で、早速、挨拶と受付を行う。 荷物は有難いことに宿の主人が一輪車で運んでくれる。 
尤も、車の進入ができないため当然の処置かもしれない。





これより「進入禁止」のお札 



温泉街ー1 



温泉街-2



気が付けば、初めて銀山温泉に車で来たと思える観光客がこの先、車両通行止めになっている事を知らず、ここまで来てからUターンしている車の多い。

人気のある銀山温泉は見物客や日帰り入浴客が多いようで、ひどい時は列をなして車が来ていて、橋の袂はUターン場と化して渋滞までしているようである。 
見かねた近所の店の店員が時折外に出ては、親切に交通整理や無料駐車場の場所の説明を行っている。
それにしても、観光地化している銀山温泉は駐車場の案内がどうも不適切のようだ。


因みに、各旅館には専用駐車場があるようだが、途中にあった銀山荘を除き、駐車場から旅館までは離れているようです。 
そのてん旅館松本は便利よく至近に車止めがあって有難い。

尚、日帰りの観光客は上の無料駐車場へ止めることになる。 
又、尾花沢市の銀山温泉と大石田町のJR大石田駅を結ぶ、同市のレトロ調ボンネットバスの路線バスが銀山線として1日数往復運行されているらしい。 


次回、銀山温泉 「松本旅館





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