google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 世界遺産・日光大紀行: 東北紀行(43)花巻 「大沢温泉」

2012年6月6日水曜日

東北紀行(43)花巻 「大沢温泉」







今は懐かしいドリフターズの「いい湯だな」


 東北紀行(43)花巻 「大沢温泉」   、





大沢の表模様



新渡戸稲造記念館を後にして、我らは花巻温泉郷一つ、「大沢温泉」(立寄り湯)へ向かう。
特に、大沢温泉を選んだ理由は、花巻温泉郷の十幾つある温泉の中で、一軒宿風で川沿いに面し、大きな露天風呂があり、雰囲気もとても良いという評判であったこと。
それに宮沢賢治や高村光太郎も訪れているらしく、由緒ある温泉であることと自認したことであった。

国道283号線を花巻市外へ向け、更に、東北道・花巻南ICの南を走る県道12号線を西へ、道沿いの松倉温泉や渡り温泉を通過して、新渡戸記念館から凡そ15分ほどで大沢温泉に着いた。
この先にも、やはり道沿い、豊沢川沿いに「高倉山」、「」、「新鉛」といった鄙びた温泉が並び、「花巻南温泉峡」とも呼ばれている。
尚、途中、左手の山口地区に高村光太郎の山荘や記念館があったが、時間の都合で次回見学とした。


大沢温泉は道路右を豊沢川に向かって下りてゆく。 
駐車場のすぐ向こうに水車がありお宮もあって、いやが上にも雰囲気を醸し出している。
すぐ下の方に大きな建物が二棟立っていて、上が新館の(山水閣)、下の川沿いには旅館部の菊水館と湯治場である「自炊部」という名の古色な木造建てが建っていた。 
一軒宿と言うには、かなり大きな規模に先ず吃驚である。
特に、自炊部と菊水館は綺麗な川面を見下ろす好立地にあり、築300年という永年の歴史があり、重厚な建物はレトロな雰囲気満点で旅心、気分が盛り上がって来るようだ。


受付するため自炊部の正面玄関を潜る。
立寄り湯をお願いすると、青年(ここの主らしい)が丁寧に応対してくれる。 
何しろ浴場だけで大露天風呂をはじめ充分な浴槽が七箇所もあるのだ。
正面受付の右横には大層広い畳の休憩所があり、隅には古色な家具が実に良い雰囲気であり、客の待ち合わせにも利用されている。 フロントの左手には自炊館らしく生鮮野菜なども置く大きな売店や食堂もある。

思えば昼時はとっくに過ぎていたので、食事処「やはぎ」で地元の十割ソバと缶ビールで腹ごしらえを済ます。 
食堂は朝早く(七時半)から夜遅く(九時)まで営業しているので、自炊泊まりで食事を作るのが面倒な御仁にはうってつけであろう。



軽い食事を済ませて、イザ温泉へ突入・・!。

自炊の宿舎棟の長い廊下から、更に川原へ向かって雰囲気のいい階段を下ると
川沿いの大露天風呂・「大沢の湯」(混浴)へ、上さんは女性専用の「かわべの湯」へ向かった。 

川のせせらぎと川面をわたる涼風が実に心地いい。 
上の菊水館へ通じる「曲がり橋」やその向こうに水車が見えていて、これまた、実にいい雰囲気を醸しだしている。
紅葉には未だ少し間があるらしく、川岸に繁る楓の葉も未だ緑をしたためている。

いやー・・!、実に湯ったり、湯ったり』 

気がつくと、露天風呂であろうとも浴槽は外から見えぬよう、目隠しをされているのが普通であろう。 
しかし、ここ大沢温泉はそんなことは委細には構わず自然のままなのである。 
すぐそこの橋や菊水館の各部屋から丸見えなのである。

結構、けっこう、」


次回、「温泉の客人




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