google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 世界遺産・日光大紀行: 東北紀行(51)乳頭温泉 「鶴の湯の大露天風呂(2)」

2012年6月15日金曜日

東北紀行(51)乳頭温泉 「鶴の湯の大露天風呂(2)」

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 東北紀行(51)乳頭温泉 「鶴の湯の大露天風呂(2)」  ,





鶴の湯の女性用露天風呂の入口風景 (tga69)





鶴の湯の風雅な女性用露天風呂
(下図、正面の石塔シンボルが気に掛かる・・?。 tga70 tga71)



混浴の大露天風呂の次に、女性専用の立派な露天風呂もあります。
こちら「鶴の湯」は、歴史ある温泉には珍しく女性の方には男性以上に気を配った風呂が充実しているようです。
まずは、女性の野天風呂の入り口は二つあって、白湯・黒湯の建屋の横を暖簾を潜って行く野天風呂専用の通路と黒湯の脱衣室からの入口があるようです。 ただ、専用入り口だと外で脱衣をしなければならず、黒湯の方から入るほうが無難らしい。

四角い木製の浴槽は、10数人入ってもゆったりしていて充分の広さである。
周囲は広々として目の前には鮮やかな野外模様が展開し、今はススキの穂が風情を出していてなんともいいらしい。 
鶴の湯温泉の女性の野天風呂(大白の湯ともいうらしい)は、完全な野外にあって浴槽の木の温もりもあり、温泉は若干温めで長時間に浸かれるのもいいという。


尚、こちらの混浴大露天風呂は旅行雑誌などのアンケートでは、温泉100選の「露天風呂の部」で第1位を獲得しているという。

結果、鶴の湯といい露天風呂といい、余に有名になりすぎて日帰り入浴客が多くなり、土日は勿論、平時でも大混雑するという。 
お風呂の規模に対して人が多すぎ、こうなると混浴風呂など気になってとても温泉情緒を味わう余裕は無いであろうとも。 ただ、あの有名な鶴の湯に行ってきました、という事実だけに成りかねないのである。

更に一言云うならば、ここの鶴の湯をはじめ乳頭温泉全般、ゆっくり湯に浸かって、のんびりする所であり、他の温泉街のように忙しく湯巡りなどをするところではないと感じ入っている次第である。


又、この温泉棟である外湯一帯は、野暮なシャワーつきの洗い場や洗剤、石鹸などは一つも置いて無く、とにかく、脱衣所もすべて簡素な木造りで、中には、ぶっつけで作ったような棚に脱衣籠が無造作に置かれているだけ。 
扇風機やドライヤーはおろか洗面台も時計もないという徹底ぶり。 
それに、入浴の心得だとか注意事項などの表示もなく、せいぜい盗難防止の注意だけ。

俗っぽいことは一切無く、それらが秘湯としての趣を一層増してくれているのである。 
とにかく浴衣を脱いでお湯につかる、 ただ、ひたすら浸かるだけ、浴びるだけなのである。それだけで満足なのである。

こちらは奥山の大自然の中にスッポリ治まっている天然秘湯であり、効能豊かな温泉で、しかも4種類とか6種類の源泉が体験できる貴重な源泉風呂なのである。
天然自然の中で「」を養い、温泉成分を体一杯に浴びるだけで十分すぎるのである。 

尚、泉質は含重曹・食塩硫化水素泉で、浴用の適応症は高血圧症、動脈硬化症、リユウマチ、糖尿病、皮膚病に、飲用適応症は糖尿病、慢性中毒、リユウマチ、通風、便秘など。
詳細は巻末に記載します。


次回、鶴の湯の宿






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