172、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠の拝殿、本殿」
二荒山神社中宮祠の拝殿と本殿
二荒山神社中宮祠の概要
二荒山神社の創建は天皇2年(782年)勝道上人が男体山頂に社殿(現在の奥宮)を建立したのが始まりと伝えられています。
延暦3年(784)に参拝が困難な事から麓に中宮祠を建立、以後本宮の遥拝所として発展し、延長5年(927)にまとめられた延喜式神名帳に記載されている名神大社で下野国一之宮、関東総鎮守として広く信仰されました。
古くから中禅寺と神仏習合し「男体中宮」、「男体権現」、「中禅寺権現」などとも呼ばれていましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により独立しています。
又、女人禁制だった事でも知られ、巫女が誤って境内に入り石化したと伝わる巫女石があります。
二荒山神社中宮祠のご祭神は、日光市内にある新宮(日光東照宮の隣)と同じで、
大己貴命(おおなむちのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)
の三神です。
拝殿と本殿の概要、
現在の本殿(3間社流造)、拝殿(五×四間)、中門、掖門は元禄14年(1701)に再建されたもので、室町時代の様式を残すものとして国指定重要文化財に指定されています。
二荒山神社中宮祠の唐門の抜けると、正面に拝殿があります。
日光二荒山神社中宮祠の神様は二荒山神社新宮と3人家族の神様なので、縁結び、家内安全、などが浮かびます。
ですが、縁結びには商売への縁を結んでくれる、芸能への縁を結んでくれる、という意味もあり、広くビジネス・芸能など、マルチ的なご利益が期待できる神様です。
また、戦場ヶ原の神話からか、「勝利の神様」という一面もあり、ここは絶対にはずすことのできないスポットです。
二荒山神社中宮祠の本殿は参拝できます。
二荒山神社中宮祠の本殿では8月の男体山の登頂祭になると内陣への参拝が許されるそうです。
男体山の登頂祭は毎年、7月31日から1週間行われるそうです。 拝殿をお参りして、しっかりと勝負運を頂きましょう。
次回、「二荒山神社・中宮祠境内の各所」
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