133、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・本殿」
二荒山神社 本殿
二荒山拝殿境内と化灯篭
化灯篭
本殿と拝殿をつなぐのに渡り殿がある。
渡り廊下又は、渡殿という場所で、東照宮では石の間、大猷院では相の間にあたり、社殿内では儀式をおこなういちばん神に近い場所である。
一般参拝者には、特別祈祷とされる結婚式、初宮参りや七五三の式場となる。
弥生祭には、各町の家体(やたい)が、お囃子を神前で披露するため、渡殿が取り除かれて家体(やたい・屋台)が繰り込まれるという。
二荒山神社は縁結びの神さまとしても有名で、境内には神前結婚式のパンフレットがたくさん置かれていた。
二荒山神社の祭神は、単神ではなく、多数神であり、家族神である。
父神と母神、それに長男の神でもあり、父神は大己貴命で別の名は、大国主命・だいこく様とも呼ばれ、福の神、縁結びの神様なのである。 あらゆる縁を結んでくださる神様である。
「古事記」や「日本書紀」の神話に登場する神々は、概ね、縁結び、結婚の物語と言ってもよく、日本の風土の中で培ってきた、神を祭るという永い歴史がある。
二荒山神社の主祭神は大己貴命で、本名は大国主命である。
大国主命は出雲大社の祭神で、そこは日本最大の縁結びの神、神社としても知られる。
それは、神々は大自然の中にあり、その信仰は自然に向き合って常に感謝や祈りを捧げてきた人々の営みから生まれたものである。
夫婦の和合を乞い願い、夫婦の契りを固める結婚は、神々の計らいであり恵みであるという考え方は、遠い祖先から受け継がれてきた神々への素朴な尊崇の念でもあった。
日光二荒山神社は「縁結びの神様」である。
次回更に、 「二荒山神社・本殿」
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