125、日光の世界遺産;二社一寺 「日光東照宮・陽明門、平成の大修理」
工事中の陽明門
西側廻廊に安置されている仮住いの陽明門の主役たち(一対の将軍像と狛犬)、これまでは陽明門の個室(脇間)にいましたが、今は仲良く大部屋(西廻廊)で一緒です。
陽明門の平成の大修理
昭和25年4月から着手した東照宮の昭和大修理事業は、昭和61年3月の第二期工事終結を以って指定建造物40棟の主要な修理が終了しました。その後は第三期工事としてアフターケアとなる維持補修を中心にした事業が平成14年度まで継続されています。
現在は、昭和大修理から半世紀が経過し、主要な社殿は外部装飾の劣化とともに木部の腐朽が進み始めるなど、改めて根本的な経年修理を必要とする再修理の時期を迎えています。
世界遺産・日光東照宮の中で最大の見物である陽明門が現在、大修理の真っ最中で白い工事用のカバーが掛けられていて全容を見ることが出来ません。
今回の工事は昭和の大修理(1969~73年)以来のこと。
これまで屋根のふき替えや塗装の塗り替えはありましたが、彫刻や主要な化粧部材は創建時のまま。
平成の大修理では、陽明門の象徴ともいえる彫刻群などのはげ落ちた塗装を全面的に塗り直すのが中心です。
総工費は10億円、気合いが入っていますね。
陽明門工事中の観光やは見学は・・?、
修理の作業工程は、調査・記録・見取図をつくることから。その後、金具や古い塗装(漆・彩色)を落とし、金箔押、岩絵具の着彩、上塗など30工程以上の作業を経て、陽明門は輝きを取り戻すのです。
6年におよぶ長い工事期間中、陽明門の華麗な彫刻は直接見られません。しかし、透明なアクリル板が設置されるので、観光客は工事の様子を見学することができます。
陽明門の正面と背面に安置されていた一対の将軍像と狛犬が現在仮住いをしています。
その場所は、神輿舎の背面から続く西側廻廊に仲良く一列に並んで安置されています。
また、西回廊(唐門西側)では修理工事に関する展示も行っています。
次回も、陽明門の平成の大修理、
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