被災地の記憶;陸前・山田町 .
訪れた時の長閑な山田湾;養殖の筏が風雅である
(クリック拡大)
「日本周遊紀行」; http://outdoor.geocities.jp/n_issyuu2005
「山田町」; http://outdoor.geocities.jp/n_issyuu2005/d-14
(「日本周遊紀行」より平成16 年10 月3日訪問)
三陸山地特有の凸凹の激しい道であった。
国道45号・陸前浜海道は、宮古湾を見納めると再び山中となる。
並行している三陸線も山間を曲がりくねって延びている。
最高所の石峠を越えると山田町である。
間もなくその「山田湾」を見下ろす見晴らしのいい丘に出た。
山田湾には無数の筏が浮かぶ。 カキ、ホタテに代表される養殖漁業であろう。
又、ウニ、アワビなどの漁獲も多いらしい。
この街の活力源であり、観光資源でもある。
(「日本周遊紀行」より抜粋)
山田町は陸中海岸のほぼ中央に位置し、山田湾と船越湾の二つの湾を擁している。
その沖合では親潮と黒潮が交差し、世界でも有数の漁場である。
豊かな漁業資源に恵まれた海産物は養殖を中心とする漁業であり、殻付きカキ、イカ、アワビ、ウニ、ホタテ、ワカメ、サケなどをはじめとして、海の四季おりおりを感じる味覚に満ち満ちている。
船越半島は、壁岩・磯・赤松など海岸性原生自然の景観に優れ学術的にも価値が高く、本州に残された最後の秘境ともいわれ、昭和30年には国立公園に指定されている。
その素晴らしい景観に恵まれた三陸の大地には、有史以来忘れることができない津波が押し寄せ、大きな災害も幾度か経験し、その都度町は痛手を負いながらも再建されてきた。
そして再び、その山田町にあの日の大震災が襲った。
山田湾から押し寄せる津波(クリック拡大・フリー画像)
平成23年3月11日:マグニチュード9.0の東日本大震災が発生し、山田町は震度5弱を記録した。
更に、この地震が引き起こした10m前後の大津波により、又、地震の際に発生した火災によって町は壊滅状態となった。
町域の地盤は東南東へ25cmずれたとされる。
元総理大臣の「鈴木善幸」の出生地である)。
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