google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 世界遺産・日光大紀行: 176、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠と宝物館」

2014年12月25日木曜日

176、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠と宝物館」






  176、日光の世界遺産;二社一寺 「二荒山神社・中宮祠と宝物館」  




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日光二荒山神社中宮祠・宝物館



設立経緯

 二荒山神社の神体山である男体山の山頂遺跡は、国内を代表する祭祀遺跡として知られるが、戦後台風などで荒廃が進み地表に露出した遺物が散逸する恐れが生じたため、1958(昭和33)年に学術発掘調査が行われた。

そして、出土した総数1万点近い遺物と、刀剣類を主とする伝来の社宝類を保存展示する施設として常設・特別展示室と収蔵庫を備えた宝物館が、1962(昭和37)年に男体山麓の二荒山神社中宮祠境内に創設された。

祭祀遺跡出土品を特色とする福岡県宗像大社が海の正倉院と呼ばれるのに対して、当社は山の正倉院ともいわれる。現在、学芸員資格をもつ神職が運営を兼務している。



所蔵品と展示の概要
 
1階には、主に伝来の社宝類が中心に展示されている。
国重要文化財の日本一の大太刀とされる南北朝期の山金造波文蛭巻大太刀(号袮々切丸)をはじめとした奉納刀剣類、また日光市周辺から採集された土器・石器類などの考古資料と、動物標本などを基に日光の自然を紹介する一室もある。

2階には、中央に国重要文化財の南北朝期の金銅装神輿が3基展示され、その周囲にはいずれも国重要文化財の金銅御正体・銅製錫丈頭・銅製千手観音・三鈷杵・三鈷鐃・八稜鏡・鉄鐸・土器・陶器などの奈良時代末期~鎌倉時代を中心とする男体山山頂遺跡出土遺物が主に展示されている。

また、特別展示室内には国宝の大太刀銘備前長船倫光を中心とする奉納刀剣類が現在常設的に展示されている。



設立:1962(昭和37)年
建築面積:約714㎡(鉄筋建築・地上2階建て)
収蔵点数:——
開館日:原則無休
開館時間:8:30~17:00
入館料:大人300円・小人150円


次回、「二荒山神社・中宮祠と登拝門」






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